神道では、仏教の法要にあたるものを「御霊祭」(みたままつり)(れいさい)といいます。
残されたご家族は、その御霊に対して篤くお祭りをし、御霊を和め、より高められた家の守り神さまとなって永しえにご家族を守り続けていただく為にも「御霊祭」も大切にし、丁重にお祀りをするのがよいでしょう。
神葬祭が終わると節目ごとに、御霊の遺徳を偲び、一年祭に始まり、五年・十年・十五年・二十年・二十五年・三十年・三十五年・四十年・四十五年・五十年と続きます。これを年祭といいます。一年祭までは神葬祭の延長と考えられ、以後、故人の御霊は祖霊として祀られます。