御由緒

戦国時代の天正年間初期(1570年代)、古館城主國柄隼人之守が、館の守護神として、主神誉田別持命を、山麓諏訪長根に勧請鎮座したのが始まりです。 往昔より「諏訪八幡」と呼ばれ、文禄年中(1590年代)字焼野(現館村)に遷座、鹿渡郷中の産土神としてまつり、大正2年の神社統一令により、村内十二祭神とともに、村社鹿渡神社として現在地に遷座、総鎮守となりました。 昭和57年本殿修築、幣殿拝殿を改築しました。境内には文化七年(1824年)の石灯篭や庚申塔、天保十四年(1843年)の庚申塔などがあります。

御祭神

誉田別持命(ほむたわけもちのみこと 主祭神 八幡大神様)
八幡大神様は、国家安泰の神として朝廷はもとより広く国民に篤い崇敬を受けてまいりました。
特に源氏一門は八幡大神様を氏神として尊崇し、その信奉の念は格別で全国各地に八幡大神様を勧請しました。源義家は石清水八幡宮で元服し自らを「八幡太郎義家」と名乗ったことは有名です。
以来、国家鎮護、厄除開運、必勝・弓矢の神として時代を超えて人々の篤い信仰を受けてきました。

天照大御神(あまてらすおおみかみ 神明様)
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
熊野加武呂命(くまのかむろのみこと)
瓊々杵命(ににぎのみこと)
大名貴神(おおなむちのかみ)
豊受大神(とようけのおおかみ)
武御名方之命(たけみなかたのみこと お諏訪様)
天之宇受神(あめのうずめのかみ)
少彦名命(すくひこなのみこと)
菊理比売命(くくりひめのみこと)
大山祇神(おおやまつみのかみ 山の神様)
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ お稲荷様)
菅原神(すがわらのかみ 天神様)
宇気母智命(うけもちのかみ) 
火彦霊神(ほむすびのみこと 愛宕様)
三吉霊神(みよしのおおかみ)
八郎別持命(はちろうわけもちのみこと 八郎様)
龍神(りゅうじん)